ミッション(存在意義)

ミッション(存在意義)

ミッション(存在意義)

 ミッションとは存在意義です。組織はミッションに沿った活動をします。
 鵬玉会のミッション(存在意義)は「無外流居合の普及・指導活動を通じ、武士道の醸成に貢献する」です。
 鵬玉会はミッションに沿って、無外流居合の普及・指導活動をします。

ミッションにそった鵬玉会のゴール(活動の柱)

(1) 技術指導
 340年継承されてきた無外流居合の技術指導をすることで、次代に継承します。
(2) 啓蒙
 技術と禅を通じた座学の啓蒙を行うことで、世界に冠たる人材を育てます。
(3) 広報
 無外流居合を普及するために、広報活動をします。

以上3点を活動の柱とします。

組織構成

 国際居合道連盟鵬玉会は、流祖辻月丹から数えて16人目の継承者、無外流明思派 新名玉宗宗家の直弟子で、新名宗家から免許をいただいた武田鵬玉OSSを会長とする無外真伝無外流居合兵法の団体です。ここでは、その組織の構成をご案内します。

以下メモ

2) 稽古内容

居合には、本来「形(かた)」「組太刀(くみたち)」「試し斬り」の3つの要素があります。鵬玉会はこの3つを習熟度を見、希望を聞きつつ無理なく指導していきます。

(1) 形
鵬玉会の無外流は踊りではありません。
「気品ある、斬れる居合の居合形」を目指します。

座技
 五用(ごよう) 真(しん)・連(れん)・左(さ)・右(ゆう)・捨(しゃ)
 五箇(ごか) 水月(すいげつ)・陰中陽(いんちゅうよう)・陽中陰(ようちゅういん)・響返し(ひびきがえし)・破図味(はずみ)

斬り捨てたい自分はいるか。その自分を仮想的にして、集中する。

立ち技
 五応(ごおう) 胸尽し(むなづくし)・円要(えんよう)・両車(りょうぐるま)・野送り(のおくり)・玉光(ぎょっこう)
 走り懸かり(はしりがかり) 前腰(まえごし)・夢想返し(むそうがえし)・廻り懸り(まわりがかり)・右の敵(みぎのてき)・四方(しほう)
他内伝5本、奥伝3本

小学生専科のジュニアクラスも。


(2) 組太刀
これが本来の無外流であるという、最短最速の実戦まで目指します。

そのために、従来「組太刀」と呼んでいたものを「約束組太刀」、居合の技術の攻防で戦う「自由組太刀」の2つを指導します。
自由組太刀が稽古内容として学べる無外流は鵬玉会だけです。

雑誌「月刊秘伝」が「女性武道家名鑑」に居合の世界から最初に入れた女性剣士は安村凰玉(おうぎょく)師範。
美しい約束組太刀
2023年夏の全日本。全日本で自由組太刀の技術の攻防戦をできるのは、鵬玉会のみ。

  (a) 約束組太刀

居合形
 太刀打之形 北斗(ほくと)・太白(たいはく)・稲妻(いなづま)・霞(かすみ)・流星(りゅうせい)
脇差之形
 切留(きりとめ)・突留(つきとめ)・受流し(うけながし)・切上(きりあげ)・位詰(くらいづめ)

約束組太刀は2人一組の形。鵬玉会は、実戦の間合い、間で技を磨き合う。


剣術形
 獅王剣(しおうけん)・翻車刀(ほんしゃとう)・神明剣(しんみょうけん)・水月感応(すいげつかんのう)・玉簾不断(ぎょくれんふだん)
神道流剣術
 相寸(あいすん)・相寸/逆(あいすん/ぎゃく)・鷲(じゅ)・左輪(さりん)・乳拂(ちばらい)・受返(うけかえし)・二刀合(にとうあい)・擦込(すりこみ)受流(うけながし)・咽中(いんちゅう)・三受留(みうけどめ)・突出(つきだし)

  (b) 自由束組太刀
     >>> 2024年 第8回全日本居合道 自由組太刀 選手権大会特設ページ

技術を身に着けたら、希望で自由組太刀に挑戦できるのが鵬玉会。自由組太刀は、居合の世界では禁じ手だった。段位も肩書も関係なく、誰が強いのか、当てられずに先に当てれば一本の過酷なルールで競うことで、居合の形の裏に隠れた本当も嘘にも気づく。これを体験すれば、形も変わる。

(3) 試し斬り
無外流居合らしく、形の抜刀(抜き打ちの初太刀)で斬る鮮やかな試し斬り

抜き打ちの初太刀。斬れない居合はただの踊りだ。

 基本からステップを踏み着実に成長し、無外流の形そのまま、それも「居合の本義は抜刀の一瞬にあり」の定義どおり、抜き打ちの初太刀で鮮やかに斬ることを目指します。

抜き打ちで斬るための技術の磨き方がある。