夢録(むろく)
対談・インタビュー集
谷三十郎、武田観柳斎。新選組の暗殺仕事は
居合の使い手、新選組副長助勤 三番隊隊長 斎藤一。
無外流の大先輩が残したと言う「夢録(むろく)」に倣う ―
斎藤一の口述書である「夢録」がある
作家浅田次郎先生が斎藤一を語り部として幕末から明治を描いた名作「一刀斎夢録」。
それは作家子母澤寛先生が、まだ存命であったと言われる新選組関係者にインタビューして集めた記録「新選組遺聞」の中に記載された「斎藤一の口述書である「夢録」というものがある」 という内容をモチーフにされています。
抜くともなく抜き、斬るともなく斬った斎藤一
居合の達者であった斎藤一。
一番隊組長は天然理心流の中でも神のような沖田、二番隊組長は神道無念流、おそらく剣を持って尋常に立ち会えばこちらが強い永倉新八。
三番隊組長斎藤一は居合の名手、
だからこそ抜くともなく抜き、斬るともなく斬る必要があった暗殺や危ない仕事が回ってきた、その設定の巧妙さを浅田次郎先生が解きほぐす「一刀斎夢録」は
居合を知る上でも見事としか言えません。
「夢録」に倣い、たくさんの素晴らしい方々の言葉と生き方を、ここでは無外流の大先輩、斎藤一が残したと言われる(見つかっていない)「夢録」に倣い、たくさんの素晴らしい方々の言葉、生き方をお聞きし、私たちの道を照らす灯りにしたいと思います。
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