【無外流居合 鵬玉会】極致! 試し斬りの全日本大会が福岡城で開催! JAPAN IAIDO CLASSIC 第6回全日本居合道 試し斬り 選手権大会開催

【概要】

 340年の歴史を誇る古流居合の無外流。その最大の全国組織である国際居合道連盟鵬玉会((;ほうぎょくかい) 武田鵬玉会長 総本部東京都台東区蔵前4-20-10 SCOPビル3F)が「形の初太刀で、抜き打ちで斬る」という、かつてなかった無外流居合独特の試し斬りの大会を開きます。構えることなく抜き打ちで斬る、という居合の哲学に則った試し斬りは、まさに実戦スタイルです。
 この技術を磨いた日本中の無外流居合の剣士が集まるのは福岡城。秋に行われる試し斬りの大会は地方で行われるため、この大会を誘致した福岡支部は福岡市/福岡市教育委員会の後援を得て、これも居合の世界初の、福岡城での大会となりました。国指定重要文化財である多聞櫓で行われるため、「かつてこの城にいたサムライ達の魂もきっとこの日にご覧くださるだろう」と今も技術を磨いています。
 大会は10月22日(土)福岡城多聞櫓。ついにサムライの魂の集う福岡城で、現代のサムライの激突の幕が、が開きます。

【無外流居合の試し斬りとは】


「一年の掉尾を飾る居合の試し斬りの大会です。」(武田鵬玉会長)
 ルールは「形の初太刀、抜き打ちで斬る」技術を競う、国際居合道連盟試し斬りルール。国際居合道連盟鵬玉会は、全国組織としての単一団体として無外流最大を誇っています。この大会は鵬玉会の「形」「自由組太刀」それぞれの全日本大会とあわせ、3大大会とし、3大会を優勝した選手を「グランドスラム」とします。

 無外流居合は新選組三番隊斎藤一隊長で有名な流派です。その技は、抜刀した状態からの剣術ではなく、「抜き打ちの初太刀」という哲学でなりたっています。
無外流の流祖辻月丹、その340年ほど前の言動を記した「辻無外伝」には、弟子のかたき討ちに際して「初太刀の一腰」、つまり抜き打ちで斬ることが記されています。
 「居合」にこだわり、形の初太刀で斬る、大会に参加する会員はその技術を競い合います。
 「形の初太刀、抜き打ち」で斬れるかどうかを競う試合です。
 間合いを事前に図ることはできず、斬る対象となる畳表は一晩しか水に浸かっていません。多くの人からの視線、緊張感のある雰囲気の中、平常心を保ち斬ることができるか。この大会を通じて、無外流を継承する剣士達の技術を向上させるとともに、多くの人が居合に目を向け興味を持つきっかけにしたいと考えています。

【開催経緯】

  1. 福岡城での開催について
    引用元 福岡城公式サイト(https://fukuokajyo.com/historic/tamonyagura/)
    1600年、黒田長政は関ヶ原の戦いで徳川家康に味方し戦功を上げ、筑前国ほぼ一国を与えられました。
    福岡藩初代藩主になり、1601年から7年の歳月をかけて、全国でも有数の規模の平山型の城を築城しました。
    今回試し斬りの大会が行われるのは、南丸(二の丸南郭)にある国指定重要文化財の多聞櫓で行われます。江戸時代から現在位置を保っている唯一の櫓です。
    これは、福岡市と福岡市教育委員会からのご後援があり実現しました。

2.「形・組太刀・試し斬り」3つの技術を高め、無外流を継承する

鵬玉会では「形・組太刀・試し斬り」の3つの技術を向上させるためにそれぞれ大会を実施しています。
美しい形であっても斬れなくては意味がない。形が美しく、試し斬りが斬れても実戦を意識した稽古ができなければ負けてしまう。3つの技術を高めることで、武道としての強さ、生きるか死ぬかの勝負である居合の本来のかたちを継承するために稽古に励んでいます。
そして、技術を磨くには競いあうことが重要です。競い合い、技術がぶつかり合うことで、さらに技術は磨かれます。そのため毎年大会を実施しています。
開会式では、居合を継承する小学生の演武が始まりの合図です。

【開催スケジュール】
場所: 福岡城 多聞櫓(福岡県福岡市中央区城内)
日時: 2022 年 10 月 22 日(土)12:00~16:30
後援: 福岡市/福岡市教育委員会
※新型コロナ対策にご協力ください。

【記】

『オープントーナメント第6回全日本居合道 試し斬り 選手権大会』
日程/2022年10月22日(土)
会場/福岡城 多聞櫓(福岡県福岡市中央区城内1) 雨天時;伝塩見櫓
※ 座るためのシート等をお持ちになることを推奨します。
試合ルール/I.I.O.試し斬り ルール
エントリークラス/一般男子・一般女子・新人枠
主催/国際居合道連盟 鵬玉会

令和4年9月吉日

第6回全日本居合道 試し斬り 選手権大会大会会長
国際居合道連盟鵬玉会 会長 武田鵬玉
大会実行委員長/鵬玉会 福岡支部長 髙橋真

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。