オープントーナメント第6回全日本居合道 自由組太刀 選手権大会

オープントーナメント

第6回全日本居合道 自由組太刀 選手権大会

オープントーナメントとなりました

 流派を問わず、全国で居合道の普及活動をがんばる皆さま、この新型コロナ禍の中の活動、心よりそのご苦労をお察し申し上げます。
 ごく当たり前の日常が遠のいた今、過去と同じようにやっていては、母集団自体が少ない居合道を次代に継承できないのではないか、という危機感をもっています。それがいかに大事であっても、選手の家族でさえもわからない形勝負では、パワーゲームによる所属組織や選手への忖度があると言われてしまうくらいに勝負の結果は一般にはわかりません。
 そこで、国際居合道連盟鵬玉会では、これまで開催してきた、自由組太刀の全日本大会をオープントーナメントとすることにしました。「居合道の勝負として、自分が斬られずに斬る。」という国際居合道連盟フルコンタクト居合ルールではありますが、誰でも目で見える勝負は、流派や所属組織の枠を超えて競い合うことができます。
 もちろん、国際居合道連盟鵬玉会がこの大会の門戸を全流派・全会派に開くことに躊躇がなかったわけではありません。ここまで大事に育て、私たちの無外流を基本とする自由組太刀の攻防の技術流出のリスクは当然あります。ここで考えたのは、次世代への継承、普及活動の拡大の可能性です。
 今世界中に普及されている空手は、世界ではフルコンタクト空手が主流です。それを考えるときに、その中心であった極真空手の創始者故大山倍達総裁が、その大会をオープントーナメントとされたことを考えずにはいられません。オープントーナメントとすることで、挑戦の門戸が開き、世界中にその種は飛びました。今や「空手」「組手」と言えば、世界ではフルコンタクトの空手、組手を意味しています。極真空手が大会の門戸をオープントーナメントとして開いたこと、それが現在の空手の隆盛の主たる要因になったのは間違いありません。
 私たちも門戸を開き、流派・会派を超え、勝負を通じて「居合道を次代に継承するためには、技術の交流を通じた伝統のブラッシュアップが必要だ」という理想を反映する、感動を呼ぶ大会を実現させたいと思います。
 この理想に共鳴してくださる流派・会派の方の「第6回全日本居合道 自由組太刀 選手権大会」へのご参加を歓迎いたします。

令和4年4月吉日

第6回全日本居合道 自由組太刀 選手権大会大会会長
国際居合道連盟鵬玉会 会長 武田鵬玉
大会実行委員長 安村凰玉
大会運営委員長 日野鬼鳳

自由組太刀の大会のために稽古する様子。自分たちの技術を磨き、競います。


第6回全日本居合道 自由組太刀 選手権大会


日時; 2022年6月18日(土)10:00~ 東京都中央区立総合スポーツセンター
ルール; 国際居合道連盟フルコンタクト居合ルール
エントリークラス(参加人数によっては他クラスと統合・分離になる場合があります) リトルジュニアクラス(5歳~小学3年生)/ジュニアクラス(5歳~小学6年生)/ユースクラス(中学1年~アンダー18)/一般男子/一般女子/マスターズクラス(50歳~)
必要なもの(無い場合は参加できません) 公式ソフト剣(事前にご購入いただきますが、当日配布いたします。詳細はご案内を確認ください)、ヘッドガード、オープンフィンガーグローブ
推奨; 男性はファウル(金的)カップ、女性は胸ガード
申し込み締め切り(お問い合わせは間に合うようにお願いします) 5月18日(水)


※ 一か月のエントリー期間を終了し、5月18日(水)15時で締め切りました。>>>


出場をご希望される場合、以下のフォームからまずはお問い合わせください。

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